中国ジーリー、香港市場で存在感拡大…電動タクシー1000台納車とeVTOL展示

ジーリー(吉利)ホールディングが、2025年香港オートエキスポに出展
  • ジーリー(吉利)ホールディングが、2025年香港オートエキスポに出展
  • ファリゾンオートがビッグビータクシーサービス向けに、電動スーパーバンタクシー1000台納車
  • 純電動有人eVTOL車両「AE200」

ジーリー(吉利)ホールディングが、2025年香港オートエキスポに出展し、スマート新エネルギーモビリティと統合地上・宇宙技術の最新成果を披露した。

同社傘下の各ブランドは、人気の新エネルギーモデル、メタノールハイブリッド車、メタノール技術、「ジーリー未来モビリティコンステレーション」低軌道衛星、業界をリードするスマートコックピットシステム、eVTOL車両を展示した。

香港はジーリーのグローバル展開において戦略的に重要な市場。2005年にジーリーオートは香港証券取引所に上場した初の中国民間自動車ブランドとなった。近年、スマート、ボルボ、ファリゾン、ジーリーオートの製品が相次いで香港市場に投入されている。

今回のエキスポでは、ファリゾンオートが新たに開始されたビッグビータクシーサービス向けに、電動スーパーバンタクシー1000台の納車式を開催した。また、香港初のメタノールハイブリッド電気シティバス「ファリゾンU12M」も納車され、香港の2050年カーボンニュートラル目標達成を支援する。


《森脇稔》

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