広汽集団(GAC)は、2025国際水素エネルギー・燃料電池自動車大会・展示会(FCVC 2025)に、水素エンジンを搭載したプラグインハイブリッドミニバンの伝祺『E9』などの水素技術を出展した。
伝祺E9には、GACが自主開発した2.0リットル水素エンジンとPHEVシステムを搭載している。
核心部品である水素エンジンは、最高熱効率45%を突破した。車両全体の100km走行での水素消費量は1.4kg以下で、業界最高レベルにある。水素補給時間は3分30秒と、従来のガソリン車の給油時間に相当する。
排気は主に水蒸気で、排気の異臭がなく、真のゼロカーボン排出を実現している。現在、同車は安全運行1万kmを超え、多くの場面で水素動力システムの安全性、環境保護性、加水素適合性を検証し、水素エネルギー自動車の商業化に実践例を提供した。