6月5日~8日にメキシコで開催されていた第57回「スコア・バハ500」で、トーヨータイヤが「OPEN COUNTRY M/T-R」でタイヤサポートをするアラン・アンプディア選手チームが総合優勝を果たした。
また、同じく「OPEN COUNTRY」を装着したグスタボ・ヴィルドソラ・シニア選手がトロフィートラックレジェンド部門で、ジャスティン・デイヴィス選手がトロフィートラックスペック部門で、それぞれクラス優勝を果たした。
スコア・バハ500は、世界有数の過酷なオフロードレースシリーズ「SCORE World Desert Championship」全4戦の第2戦目のレースで、本年で57回目を迎えた。

アンプディア選手チームに供給サポートした「OPEN COUNTRY M/T-R」は、起伏の続く砂漠地帯や岩場の多い山岳地帯などの荒れた路面がコースで優れた耐久性と悪路走破性を見事に発揮。昨年のSCOREシリーズで最上位クラスの年間チャンピオンを獲得しているアンプディア選手は卓越したドライビングテクニックを見せて、8時間39分34秒で完走し、4月に行なわれたSCOREシリーズ初戦「スコア・サンフェリペ250」に続いて、総合優勝の成績を収めた。
アラン・アンプディア選手のコメント:「BAJA 500で優勝することができ、とても光栄です。サンフェリペ250から連続での優勝獲得となりましたが、私にとっては全く別のレースであり、いつも通り全力を尽くして走り切った結果として表彰台に立つことができたと思っています。OPEN COUNTRYは今回も素晴らしい耐久性と走破性を発揮し、岩場でも足回りをいためることなく走り抜くことができました。チームもコ・ドライバーも全力を出し切りました。それが結果につながり非常に嬉しいです」

トーヨータイヤは、過酷な環境下で行われるオフロードレースへの参戦経験を、ピックアップトラック・SUV向けタイヤの商品開発にフィードバックして性能を磨いている。今後もレースを通じて得た知見を開発に活かし、より高性能・高品質で魅力ある商品をグローバルに届けていく方針だ。