ビンファストの商用EVバンや電動スクーター活用、東南アジア最大の通販「ショッピー」が配送に

ビングループが「ショッピー」を運営するシー・リミテッドとの間で、電子商取引インフラの強化に向けた戦略提携を発表
  • ビングループが「ショッピー」を運営するシー・リミテッドとの間で、電子商取引インフラの強化に向けた戦略提携を発表

EVメーカーのビンファストを擁するベトナムの大手財閥ビングループは、東南アジア最大のECプラットフォーム「ショッピー」を運営するシー・リミテッドとの間で、電子商取引インフラの強化に向けた戦略提携を発表した。

今回の提携では、ショッピーの配送パートナー企業に対する支援ソリューションの研究・展開を共同で進める。具体的には、ビンファストの電動車両(商用EVバンや電動スクーター)と革新的な配送ソリューションを統合し、配送サービスの品質向上を図る。これにより販売事業者が全国の幅広い購入者にアクセスしやすくなり、持続可能で効率的な物流モデルの構築を目指す。

また両社は、ビングループが全国展開する住宅地ビンホームズや商業施設ビンコムにスマートロッカーシステムを統合する研究も進める。これにより購入者は商品受け取り方法を柔軟に選択でき、安全で個人の購買習慣に適した付加価値サービスを提供する。


《森脇稔》

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