ルネサス、インド事業拡大へ…新オフィス開設とスタートアップ支援強化

ルネサスが印政府の電子情報技術省と提携し、VLSI(超大規模回路)および組み込み半導体分野でのスタートアップや教育機関の支援を発表
  • ルネサスが印政府の電子情報技術省と提携し、VLSI(超大規模回路)および組み込み半導体分野でのスタートアップや教育機関の支援を発表

ルネサス エレクトロニクスは、インド政府の電子情報技術省(MeitY)と提携し、VLSI(超大規模回路)および組み込み半導体システム分野におけるスタートアップや教育機関の支援を発表した。

さらに、インドでのR&D人員増加に対応するため、ベンガルール(カルナータカ州)とノイダ(ウッタル・プラデーシュ州)のオフィスを拡張し、両拠点で開所式を開催した。

ルネサスとMeitY傘下の先進コンピューティング開発センター(C-DAC)は、MeitYのC2S(Chips to Startup)プログラムの下、2件の基本合意書を締結した。これらは、現地スタートアップの支援と「Make in India」に沿った国内製造業振興、および産学連携強化による学生の革新的マインドセット育成を目的としている。


《森脇稔》

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