車載電装システム向け最新DC-DCコンバータ、米Vicorが披露へ…人とくるまのテクノロジー展 2025

Vicor DCM3735
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米国の高性能電源モジュールメーカーのVicorは、5月21日から23日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」に出展する。ASTI株式会社のブースで最新のDC-DCコンバータ「DCM3735」を展示する予定だ。

DCM3735は、48Vのバス電圧を12VサブシステムにブリッジするゾーンECUアプリケーションに最適な非絶縁型DC-DCコンバータモジュール。最大出力2kW、35V~58Vの入力電圧を8V~16Vに変換・安定化して出力する高性能電源ソリューションだ。

自動車業界では48V電源システムの採用が進んでおり、従来の12Vシステムとの併用において高効率な電圧変換が求められている。Vicorの製品はこうした需要に応える技術だ。

なお、Vicorのオートモーティブ向け製品ラインナップには、今回展示されるDCM3735の他にも、絶縁型800V-48V DC-DCコンバータモジュール「BCM6135」や非絶縁型48Vレギュレータモジュール「PRM3735」などがある。

Vicorは40年以上にわたり高性能電源モジュールの設計・開発・製造を手がけており、特許技術である高周波DC-DC電力変換テクノロジーを活用した製品で、コンピューティング、産業機器、自動車、航空宇宙・防衛など幅広い分野に電源ソリューションを提供している。

《森脇稔》

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