ダイムラー・トラックが減収減益、電気トラックの受注は増加…2025年第1四半期決算

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ダイムラー・トラック・ホールディングは、2025年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。全体的な販売台数と売上高が減少したものの、北米トラック部門とダイムラー・バス部門の好調な業績に支えられ、産業事業部門の調整後利益率が9.6%に向上した。

売上高は116億ユーロと、前年同期の125億ユーロを7%下回った。この減少は主に全体的な販売台数の低下によるものだ。調整後グループEBIT(利払い前・税引き前利益)は4%減の11億6000万ユーロ(前年同期:12億1000万ユーロ)だった。

産業事業部門の調整後EBITは11億1000万ユーロ(前年同期:11億6000万ユーロ)となった。産業事業部門の調整後売上高利益率は9.6%(前年同期:9.3%)に上昇した。


《森脇稔》

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