トヨタ、燃料電池大型トラックを北米部品センターに導入へ

トヨタの燃料電池大型トラック
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トヨタ自動車の北米部門は、「先進クリーン輸送エキスポ(ACTエキスポ)2025」において、水素社会実現に向けた取り組みを発表した。同社は水素関連の計画や投資を発表するとともに、新しい燃料電池技術と製品を初公開している。

ACTエキスポの水素ワークショップで、トヨタのジョーダン・チョビー・グループ副社長(パワートレイン技術担当)は、北米部品センター・カリフォルニア(NAPCC)に出入りするディーゼルトラックの数を減らす取り組みの一環として、水素燃料電池を搭載した大型トラック(クラス8)の導入計画を発表した。この新しい水素トラックをサポートするため、NAPCC構内に新たな水素ステーションを建設する計画も明らかにした。


《森脇稔》

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