ダイハツ工業は18日、同社の販売会社が利用しているメールシステムに不正アクセスがあったと発表した。57社のダイハツ販売会社が利用しているシステムだという。
このシステムは、インターネットイニシアティブ(IIJ社)が運営しており、愛知ダイハツを除く57社のダイハツ販売会社が利用している。4月14日に不正アクセスが確認され、販売会社従業員のメールアドレスが外部に流出した可能性がある。
ダイハツは、販売会社の顧客情報、特に顧客のメールアドレスや個人情報、販売会社従業員とのメール内容の漏洩は確認されていない、としている。
しかし、流出の可能性がある従業員のメールアドレスについても、現時点で漏洩の事実は確認されていない。ダイハツは、販売会社従業員を名乗る詐欺メールに対する注意を呼びかけている。
ダイハツは、今後新たな事実が判明した場合には、改めて情報を提供するとしている。