BASFは、騒音・振動・ハーシュネス(NVH)部品を手がける「Cellasto(チェラスト)」が、中国・上海に第2工場を設立すると発表した。約60億円を投じ、中国の急成長する電気自動車(EV)市場の需要に応える。
新工場には最新の金型ラインが導入され、生産能力は約70%増加する見込みだ。稼働開始は2027年を予定している。
拡張を祝う起工式で、BASFパフォーマンスマテリアル部門のマーティン・ユング社長は「チェラストは常に自動車メーカーに卓越した価値を提供してきた。この献身的な姿勢が、重要な自動車市場である中国での顧客との継続的な成功を保証するだろう」とコメントした。