フォルクスワーゲングループの自動車ソフトウェア部門のCARIADは、次世代の自動運転技術を支える革新的なコンピュータープラットフォームの開発を進めていると発表した。
このプラットフォームは、ハードウェアとソフトウェアを高性能ECUに統合し、自動車の複雑な計算タスクを管理する基盤システムとなる。
CARIADのコンピュータープラットフォーム戦略責任者のアリ・サフィエイ氏は、「我々の戦略により、フォルクスワーゲングループ向けにカスタマイズされたソリューションの設計・開発が可能となり、開発時間の短縮とコスト削減を実現する。これは自社開発のハードウェアソリューションによって自動運転分野での競争力を強化する独自の強みとなる」と述べている。