自動運転技術を手がける中国のWeRide(文遠知行)は、ブラックベリー社のQNXシステムを採用し、高度な先進運転支援システム(ADAS)ソリューションの開発を加速させると発表した。
WeRideは、ブラックベリーQNXの先進技術スタックを、レベル2+の乗用車向けADAS高度インテリジェント運転ソリューション「WePilot」に組み込む。このソリューションは2023年末から量産が開始され、奇瑞汽車のスターシップ『ES』および『ET』に搭載される予定だ。
QNX OS for Safetyは、ブラックベリーが44年にわたって培ってきた組み込みソフトウェアシステムの集大成だ。このシステムは、業界最高水準の安全認証を取得しており、高い信頼性、安全性、リアルタイム性を備えている。