軒並み高の中でスズキ株価が続落、大手損保2社の保有株売出しを嫌気

スズキ・ジムニーノマドと鈴木社長
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8日の日経平均株価は前日比1876円00銭高の3万3012円58銭と4日ぶりに急反発。前日2600円超の下げを演じた反動で、自律反発狙いの買いが先行。米ハイテク株高も追い風となり、全面高となった。

7日のニューヨークダウは349ドル安の3万7965ドルと3日続落。米関税政策による世界経済の落ち込みに対する警戒感から主力株への売りが続き、下げ幅は一時1700ドル超え。その後下げ幅を縮小し、昨2024年5月以来11カ月ぶりの安値で取引を終了した。

ハイテク株主体の米ナスダック市場は3日ぶりに小反発。電気自動車(EV)のテスラは、アナリストが目標株価引き下げを嫌気し2.56%安と続落。


《山口邦夫》

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