NTTデータグループは、日本のウラノス・エコシステムと欧州のCatena-Xという自動車業界向けデータ共有基盤の相互接続実証に成功したと発表した。
この実証は、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業」の一環として行われた。「ウラノス・エコシステム」は経済産業省が推進する、企業や業界、国境をまたぐ横断的なデータ連携基盤の構築を目指す活動の総称。
実証では、ウラノス・エコシステムのもと構築された「バッテリートレーサビリティプラットフォーム」とCatena-Xとの技術的な相互接続を検証した。その結果、異なるアーキテクチャによるデータスペース間での接続における技術課題が明らかになった。