コンチネンタルは、世界水の日(3月22日)に合わせて、2020年以降、タイヤ製品1トンあたりの水使用量を10%以上削減し、業界平均を大きく下回る水準を達成したと発表した。
この成果は、水の効率的な使用と廃水の処理・再利用に向けた体系的な取り組みによるものだ。特に注目されるのは、革新的な濾過・膜技術の導入により、処理後の廃水の約90%を再利用できるようになったことである。
コンチネンタルの水資源管理への取り組みは30年以上の歴史がある。1993年に環境保護を企業理念に組み込んで以来、製造工場や製品の水使用量を体系的に記録し、継続的な削減策を実施してきた。