住宅デバイス共創機構設立準備室は18日、様々な住宅環境に対応する自動配送モデル用の配送車両の概要を公開した。この取り組みは、人材不足や高齢化が進む中でも、より多くの人が今後も荷物配送サービスを利用し続けられる社会の実現を目指している。
公開された中型タイプの配送車両は、既存の商用バンに相当するサイズの自動走行車両。一般車両と同程度の速度で車道を走行し、配送先まで移動する。配送先に到着後は、道路に面した受け取りポートに荷物を投入する仕組みとなっている。
将来的には、完全自動運転・自動投入を用いた自動配送の実現を目指している。しかし、完全自動運転の車両が市販されるまでの間も、手動や半自動で運転を行ったり、荷物の受け渡しを行ったりすることが可能だ。