中国江汽集団が上海に開発センター設立、新エネルギー車やコネクティビティの拠点に

江汽集団(JACグループ)が上海市に新エネルギー車やコネクティビティに関する開発センターを設立
  • 江汽集団(JACグループ)が上海市に新エネルギー車やコネクティビティに関する開発センターを設立

中国の自動車メーカーの江汽集団(JACグループ)は3月7日、上海市に新エネルギー車やコネクティビティに関する開発センターを設立したと発表した。

自動車産業は現在、複数の技術革新と産業融合の重要な時期にある。自動車と、エネルギー、交通、半導体、情報通信などの分野との融合が加速しており、産業の境界線が拡大している。このような状況下で、オープンな協力と異業種融合が自動車企業の転換と高品質な発展への必須の道となっている。

上海は多くの一流のソフトウェア開発、デザイン、統合開発の人材を集めており、成熟した産業エコシステムと優れたビジネス環境、濃厚なイノベーション雰囲気を持っている。また、世界トップレベルの技術資源と国際的な人材も集まっている。

上海の開発センターは、江汽集団が世界トップレベルの設計リソースにアクセスする最前線であり、新戦略における「イノベーション実験場」でもある。開発センターは上海の人材と浦東新区の政策の恩恵を受け、スマートネットワークと新エネルギー車開発の中核になることが期待されている。

開発センターは、グローバルリソースへのリンク、スマートテクノロジーのリーダー、ソフトウェア定義の未来、研究開発システムの再アップグレードなどの活動を展開する。


《森脇稔》

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