フォルクスワーゲングループ傘下のMANは、4月7日から13日にかけてドイツ・ミュンヘンで開催される建設機械見本市「バウマ2025」において、建設業界向けの電動車両を幅広く出展すると発表した。
展示される車両は、3.5トンの軽量四輪駆動ダンプトラックMAN『TGE』から、最大180トンの総重量に対応する重量級セミトレーラートラクターMAN『TGX』まで多岐にわたる。中でも注目を集めるのは、新型の全電動6軸クレーン付きダンプシャシーMAN『eTGS』だ。
MAN eTGSおよびeTGXシリーズの電動トラックは、建設業界の多様なニーズに応えるため、高度にカスタマイズ可能な設計となっている。ホイールベース、キャブバージョン、電動モーター出力クラス、動力取り出し装置、バッテリーの組み合わせ、充電接続位置など、さまざまな業界固有の機能を備えている。これにより、最大100万通りのカスタマイズバリエーションが可能となり、あらゆる顧客や車体メーカーに適した電動ベース車両を提供できるという。