米国のエンジンメーカーのカミンズは、インディアナポリスで開催されたNTEAワークトラックウィークにおいて、新型ディーゼルエンジン「B7.2」を発表した。このエンジンは、同社の伝統あるB系列エンジンプラットフォームの最新モデルとなる。
B7.2エンジンは、従来のB6.7から排気量を7.2リットルに増加させ、より幅広いトルク設定を可能にした。これにより、様々な用途や使用条件に対応できる柔軟性が向上している。出力は240~340hp、トルクは650~1000lb-ftと、高い性能を実現している。
新エンジンの特徴として、自動エンジン停止機能やストップ&スタート機能を備え、温室効果ガスの排出削減に貢献する。また、コンプレッションリリースエンジンブレーキやオイル交換間隔延長オプションも用意されている。