豊田合成は、エアバッグ生地を活用したサウナハットの販売を3月7日から開始すると発表した。この新商品は、同社のエシカルブランド「Re-S(リーズ)」の一環として開発された。
サウナハットは、表地に耐熱性のあるエアバッグ生地を使用し、サウナの熱風から髪や頭皮を守る機能を持つ。裏地には、縫製・加工会社から生じたカバン生地の端材を活用し、クッション性に優れた快適な被り心地を実現している。
このサウナハットは、2way仕様となっている。ストラップを引っ張ることでハットが閉じて、エアバッグを模した「巾着バッグ」としても使用可能。エアバッグ生地の丈夫さと耐久性により、丸洗いができ長期使用にも耐える。

この商品開発は、スーパー銭湯「龍泉寺の湯」を展開するオークランド観光開発との共同企画によるもの。昨年11月に発売されたエアバッグ生地のオリジナルバッグに続く、2回目のコラボレーション商品となる。
豊田合成は、リサイクルが難しいエアバッグ生地などの端材を新たな製品に生まれ変わらせる「Re-S」ブランドを展開。企業や大学などと連携し、廃材の有効活用を推進している。
サウナハットの価格は7480円(税込み)で、龍泉寺の湯 名古屋守山本店と豊田淨水本店で販売される。