BMWグループ、全てのドイツ工場でEV生産体制を構築

BMWグループのドイツ・レーゲンスブルク工場
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BMWグループは、全てのドイツ国内工場でEVを生産する体制を構築したと発表した。

ドイツのミュンヘン、ディンゴルフィング、レーゲンスブルク、ライプツィヒの各工場では、内燃機関からプラグインハイブリッド、EVまで多様な駆動方式を1つのラインで製造可能。これにより、各工場は市場の変動に柔軟に対応し、効率的な生産体制を維持している。

BMWグループは、2024年にドイツ国内で108万7067台の車両を製造し、前年から16%の増加を記録した。これはドイツ自動車産業全体の生産量の4分の1を占める。

電動化はドイツ国内に限らず、中国やアメリカの工場でも進行中。2026年にはアメリカのスパータンバーグ工場が、2027年にはメキシコのサンルイスポトシ工場が完全電動車両の生産を開始する予定だ。


《森脇稔》

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