自動運転技術を手がけるWeRide(文遠知行)は、最新型ロボタクシー「GXR」による完全無人の有料自動運転配車サービスを北京で開始すると発表した。
GXRは昨年12月に中東アブダビのウーバーで導入されて以来、中国での初の大規模商用展開となる。サービスエリアは北京経済技術開発区内の主要地域を網羅し、高速鉄道駅も含まれる。さらに、北京大興国際空港への往復ルートを含む高速道路での商用運転も認可された。
WeRideは2024年10月にGXRを正式に発表し、その後およそ4か月で製品発表から完全無人の商用運転まで急速に進展させた。これは自動運転の商用展開における「WeRideスピード」を再び示すものとなったという。