スズキのインド子会社のマルチスズキは、カルコダ工場での生産を開始したと発表した。これにより、同社のインド国内における年間生産能力が260万台に拡大することとなった。新たに稼働を始めたカルコダ工場では、当初コンパクトSUV『ブレッツァ』を生産し、初年度の生産能力は25万台を予定している。スズキはこれまでインドにグルガオン、マネサール、グジャラートの3工場を有しており、合計生産能力は235万台だった。カルコダ工場の稼働により、4拠点体制となり生産能力が大幅に増強された。