福田汽車と特来電、電動トラックの充電で合弁会社設立、中国でインフラ整備加速

中国の福田汽車と充電インフラ大手の特来電が電動トラック向け充電ステーションの建設・運営を行う合弁会社を設立することで合意
  • 中国の福田汽車と充電インフラ大手の特来電が電動トラック向け充電ステーションの建設・運営を行う合弁会社を設立することで合意

中国の大手商用車メーカーの福田汽車(FOTON)充電インフラ大手の特来電は、電動トラック向け充電ステーションの建設・運営および充電設備の販売事業を行う合弁会社を設立することで合意したと発表した。

北京で行われた調印式には両社の幹部が出席し、新エネルギー商用車市場の発展に向けた戦略的提携を正式に発表した。

この提携は、急成長する電動トラック市場を見据えたものだ。環境規制の強化と市場需要の高まりを背景に、電動トラックの経済性と実用性が向上しており、今後の重要な発展分野として注目されている。福田汽車は国内トップクラスの商用車メーカーとして、2024年には電動トラックの販売台数を前年比148%増加させるなど、市場シェアを拡大している。一方、特来電は充電インフラ分野のリーディングカンパニーとして、先進的な充電技術と豊富な運営経験を持ち、多くのトラックメーカーと戦略的提携を結んでいる。


《森脇稔》

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