BMWグループは、ドイツ・ディンゴルフィング工場とランツフート応用科学大学が協力し、工場物流の革新的なソリューションを開発したと発表した。
人工知能(AI)を活用して空コンテナの数を自動的にカウントする新しいデジタルツールにより、時間の節約とエラーの回避が可能になった。
ディンゴルフィング工場では、毎日約1600種類のコンテナが車両生産用部品の輸送に使用されている。これまでこれらのコンテナは手作業で数えられており、時間がかかり誤りも生じやすかった。プロジェクトマネージャーのヴォルフガング・シュラッツェンシュタラー氏は「できるだけ効率的かつシンプルに空コンテナのカウントを自動化することが目標だった」と説明している。