ヒョンデ、欧州R&D施設を大幅拡張…電動化技術などを開発へ

ヒョンデグループの欧州における研究開発施設
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ヒョンデグループは、欧州における研究開発(R&D)施設を2万5000平方m以上拡張すると発表した。

ヒョンデグループは、ニュルブルクリンクのテストセンター拡張を完了し、2025年3月にはヒョンデモーター・ヨーロッパ・テクニカルセンターの新しい「スクエアキャンパス」をオープンする予定だ。これらの施設拡張は、持続可能なモビリティと未来志向の拡大に向けた戦略的焦点を反映している。

ニュルブルクリンクでは、834平方mの最先端テスト施設が完成した。新しいワークショップエリア、専門ラボ、高電圧電気自動車(EV)充電設備などが含まれる。

一方、ライン・マイン地域に建設中の新スクエアキャンパスは、2万5000平方mの広さを誇る。この施設には、グループ最大の4輪騒音・振動・ハーシュネス(NVH)ダイナモメーター、先進的なシャシーおよびパワートレインダイナモメーターなどが設置される。これらの設備は、実際の走行テストなしで様々な条件下での車両性能をシミュレーションし評価するために使用される。


《森脇稔》

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