トヨタ自動車のブラジル部門は、2024年のハイブリッドフレックス車(ガソリンとバイオエタノールの組み合わせで走行可能)の生産・販売において、ブラジル国内で首位になったと発表した。
トヨタは2024年、ブラジルで1万7015台のフルハイブリッドフレックス車を生産し、これは国内生産の67.4%に相当する。販売台数は1万7847台で、国内市場の88%を占めている。
ハイブリッドフレックス車は2025年の主要トレンドの一つとされ、自動車業界の投資の重要な部分を占めている。トヨタは2019年からこの技術を搭載した車両の現地生産・販売を開始し、これまでに9万台以上を販売。ブラジルの脱炭素化において主導的な役割を果たしているという。
トヨタの取り組みにより、2019年以降約3万4000トンのCO2排出が回避された。これは、バイオ燃料と内燃機関、電動化を組み合わせたブラジルの成功事例を強化するものだ。