ヒョンデの高級車ブランドのジェネシスは1月21日、伝説のレーシングドライバー、ジャッキー・イクスが特別仕様のジェネシス『GV80デザートエディション』で「ダカールラリー2025」を完走したと発表した。
イクスは1983年のダカールラリーで優勝した経験を持つ。今回、80歳の誕生日を記念して、ジェネシスが特別に製作したGV80デザートエディションで42年ぶりに砂漠に戻った。この特別車両は12月31日、サウジアラビアのリヤドにあるジェネシスワランショールームで開催された引き渡し式で公開された。
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GV80デザートエディションは、ジェネシスの旗艦SUV『GV80』をベースに、過酷な環境下でも快適性を維持しつつ、オフロード性能を大幅に強化した特別仕様車だ。車幅を前後40mm拡大し、20インチの鍛造アルミホイールと全地形対応タイヤを装着。サスペンションシステムも砂漠仕様に特別設計され、最大限の地上高と優れた減衰性能、軟らかい砂地や岩場での安定性を実現している。
外観では、フロントのインテリジェントライティングシステムに加え、LEDの補助ライトを装備。ルーフラックには燃料缶やサンドボード、ルーフテント用のマウントも用意されている。ボディカラーはイクスのレーシングヘルメットにちなんだブルーに白のストライプが入れられた。
イクスは今回、ビシャからシュバイタまでの6000kmに及ぶダカール2025のルートを走破。各ビバークで競技チームと合流し、チェックポイントを訪れて選手たちを激励した。
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ジェネシスのブランドパートナーとして2年目を迎えるイクスは、最近発表されたジェネシス・マグマ・レーシングの公式レーシングアドバイザーにも就任。ブランドアンバサダーとしての役割に加え、ジェネシス車両開発のアドバイザーも務める。
GV80デザートエディションプロジェクトは、ジェネシスのチーフクリエイティブオフィサーのルク・ドンカーウォルケが指揮し、ジェネシス中東とカスタマイズの専門家W Motorsとの協力で実現した。