17日の日経平均株価は前日比121円14銭安の3万8451円46銭と反落。米国株安と為替円高・ドル安を受け、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に売りが先行した。ただ、短期筋の買戻しが入り、下げ幅を徐々に縮小した。
16日のニューヨークダウは68ドル安の4万3153ドルと4日ぶりに反落。前日まで3営業日で1200ドル強上昇したとあって、短期的な過熱感が意識され、主力株が利益確定の売りに押された。ハイテク株主体の米ナスダック市場は反落。電気自動車(EV)のテスラは3.36%安。
外国為替市場で円相場は一時1ドル=154円台へ円高が進行。日米金利差の拡大を意識して積み上がっていた円売り・ドル高の持ち高を調整する動きが続いており、自動車株は高安まちまちとなった。