日立ソリューションズは、自動車関連規格準拠支援ソリューションの最新版の販売を開始した。この新版は、自動車業界で標準となりつつあるAutomotive SPICE Ver4.0に対応し、自動車ソフトウェア開発プロセスの品質向上を支援する。
近年、自動車業界ではソフトウェア定義車両(SDV)の開発が加速しており、ソフトウェアの品質と開発プロセスの重要性が高まっている。Automotive SPICEは、ソフトウェア開発プロセスの評価と改善を体系的に行うためのフレームワークを提供している。
今回の最新版では、Automotive SPICE Ver4.0で新たに追加されたハードウェアエンジニアリングと機械学習エンジニアリングにも対応。さらに、日本語に加えて英語、中国語、韓国語の4カ国語で提供されるようになった。これにより、国内外の開発拠点でも現在の規格準拠状況を把握できるようになる。