ルネサスとニデック、次世代EV向けeアクスルを共同開発…世界で初めて1マイコンで8機能を制御

ルネサスエレクトロニクスとニデックがEV向けE-Axleとして世界初となる「8-in-1」の概念実証(PoC)モデルを開発
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ルネサスエレクトロニクスは11月11日、ニデックと共同でEV向けeアクスルとして世界初となる「8-in-1」の概念実証(PoC)モデルを開発したと発表した。このシステムは1つのマイコンで8つの機能を制御する新技術を搭載している。

eアクスルは、駆動モーター、ギア、インバータなどを統合したEV向けユニットだ。多くの機能を統合することで、小型化や軽量化に加え、EV設計の簡素化が可能になる。今回開発されたPoCモデルには、モーター、ギア(減速機)、インバータ、DC-DCコンバータ、オンボードバッテリーチャージャー(OBC)などが搭載されており、システムレベルでの動作評価が完了した。


《森脇稔》

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