東芝、新型リチウムイオン電池開発…超急速充電と長寿命を両立

開発したNTO負極セルの性能
  • 開発したNTO負極セルの性能
  • 粒子間に強固な導電ネットワークを形成する電極製造技術と製造した電極

東芝は11月6日、LFP電池と同等の体積エネルギー密度を持ちながら、超急速充電と長寿命性能を両立する電池を開発したと発表した。

この電池は、自動車業界に革新をもたらす可能性がある。ニオブチタン酸化物(NTO)を負極に用いた新型リチウムイオン電池が、従来のリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP電池)と同等の体積エネルギー密度を持ちながら、約10倍以上の充放電回数を実現している。


《森脇稔》

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