BMW、AIでバッテリー製造を革新…ザグレブ大学と協力

BMWがザグレブ大学と協力しAIでバッテリー製造を革新
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BMWグループは9月12日、バッテリーセルコンピテンスセンター(BCCC)がクロアチアのザグレブ大学のロボティクス技術地域卓越センター(CRTA)と、人工知能(AI)を用いてバッテリーセルの製造を改善するためのソリューションを共同開発していると発表した。

ザグレブ大学の博士課程の学生や学部生は、既存の製造データを収集・構造化し、そのデータに基づいてAIモデルを作成する。このモデルはデータ内の特定のパターンを識別し、製造の性能、品質、コストの最適化に関する予測を行うことができる。

BMWグループはミュンヘンとパルスドルフにあるコンピテンスセンターでバッテリーセルのノウハウを集約している。ミュンヘン北部のBCCCでは、次世代の高電圧バッテリー用のバッテリーセルが少量生産されている。最新の研究施設やプロトタイピング施設がバッテリーセルのバリューチェーン全体をカバーしている。


《森脇稔》

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