フォルクスワーゲンと第一汽車(FAW)の中国合弁、一汽大衆(一汽フォルクスワーゲン)は8月26日、宝山鋼鉄股份有限公司(宝鋼)との間で、低炭素のグリーンスチールでの協力に関する覚書を締結した、と発表した。
この覚書は、一汽大衆が製品の全ライフサイクルにおける炭素排出削減目標を達成するためのものである。
覚書に基づき、両社は主に低炭素のグリーンスチール、水素ベースのシャフト炉と電気炉プロセスによる低炭素のグリーンスチール、および炭素計算能力の3つの分野で協力を進める。2024年には、一汽大衆の5つの拠点で12のグリーンスチール部品の認証作業を行い、年内に全ての部品が供給される予定。