GASGASジャパンが2025年モデルのトライアルマシンを発表した。ラインナップは「TXT GP 300」「TXT GP 250」と、新たに追加された「TXT RACING 125」の3機種。
TXT GPシリーズ(300/250)には、クーリング性能を向上させる新しいシリンダーヘッドが採用され、オプションのシリンダーヘッドインサートを使用すれば、さらなるパワーアップも可能となっている。トランスミッションも改良され、シフトフィールと信頼性が向上している。
TXT RACING(125)はTXT GPと同じギアレバーを採用し、強度とシフトのスムーズさを確保。さらに、TXT GPと同じくブレーキのコントロール性の高いGALFER製ウェーブディスクを装備している。

TXT GP専用のハブはブラックアルマイト加工に“GASGASロゴ”のレーザーエッチングがが施されている。強度を維持しながら軽量化も図られていて、最新のGASGASファクトリーレーシングにインスパイアされたグラフィックを採用している。
2025年モデルのTXTシリーズは最高レベルのトライアル競技用マシンとして設計されているが、週末に仲間と楽しんだり、山でのトライアルハイキングにも利用できる(公道走行は不可)。乗りやすく、メンテナンスやカスタマイズも簡単なことが、GASGASのトライアルマシンが世界中の多くの愛好家に支持されている理由でもある。
TXT GP 300は10月発売予定で税込み価格143万6000円。TXT GP 250は9月発売予定で税込み価格139万6000円。TXT RACING 125は8月発売予定で税込み価格126万円。いずれのモデルともに競技専用車輌で、保証期間は1か月となっている。