スズキは7月28日、インドのカーボンニュートラルの実現に向け、スズキ100%出資のスズキ研究開発インディア、インドの全国酪農開発機構(NDDB)およびバナス・デイリー社との間で覚書を締結した。
インドで5つ目となるバイオガス生産プラントの設置と、バイオガスを使用した農村向けモビリティサービスの実証について、基本合意した。
バナス・デイリーのサナダール工場(グジャラート州バナスカンタ)において、近隣の酪農家約2500人が集まる中、バナス・デイリーのシャンカール・チョードリー会長、NDDBのS. ラジーブ取締役、スズキの鈴木俊宏社長の出席のもと覚書締結式が行われた。
3者はグジャラート州バナスカンタ地域において、2025年より順次4つのバイオガス生産プラントの設置に取り組んでおり、今回新たに5つ目のバイオガス生産プラントを設置することに基本合意した。