バイク未来総研を運営するバイク王&カンパニーは7月、2024年3~5月の期間を対象に、「再び売却した際、高値が付く傾向にあるバイク」=「リセール・プライスの高いバイク」上位10車種を発表した。今回のランキングで首位に輝いたのはホンダ『X-ADV』である。
ホンダ X-ADVは、2017年に初登場したアドベンチャースタイルのバイクで、2023年10月発表の第46回以来の総合首位獲得となった。スクーターのような見た目でありながら、オートマチック機構のデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)を採用し、NC750X系の水冷2気筒エンジンを搭載している。街乗りからオフロードまで幅広い場面で走行可能で、唯一無二の立ち位置を確立している。
総合2位はホンダ『ゴールドウィング Tour』で、前回のランキングと同位の2位にランクインした。今回は98.6Ptと前回から5.8Pt数値を伸ばし、首位並みのPt数となった。
総合3位はカワサキ『エリミネーター』で、前回の総合ランキングでは首位に輝いたが、今回は3位にランクインした。順位は落ちたものの、前回の首位獲得時よりもPt数が5.2Pt高く、車両人気の高さが伺える。
「リセール・プライスの高いバイク」ランキング
1位:ホンダX-ADV 105.6 Pt
2位:ホンダ・ゴールドウィング Tour 98.6 Pt
3位:カワサキ・エリミネーター 98.4 Pt
4位:ホンダCRF1100Lアフリカツイン・デュアルクラッチミッション 90.2 Pt
5位:ホンダ・リード125 90.1 Pt
6位:カワサキZX-4RR 89.5 Pt
7位:ホンダCB1300スーパーフォア 88.4 Pt
8位:ホンダCRF1100Lアフリカツイン 87.2 Pt
9位:ホンダNC750X DCT 86.7 Pt
10位:ホンダADV160 83.0 Pt