11日の日経平均株価は前日比392円03銭高の4万2224円02銭と続伸。米国市場の流れを受け、ハイテク株を中心に海外投資家とみられる買いが入り、連日で史上最高値を更新した。
10日のニューヨークダウは429ドル高の3万9721ドルと3日ぶりに反発。米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が買い安心感につながり、ハイテク株を中心に幅広い銘柄へ買いが入った。ハイテク株主体の米ナスダック市場は7日続伸。電気自動車(EV)のテスラは0.35%高で11日続伸。
なお、独フォルクスワーゲンが2.71%高。同社は傘下のアウディのベルギー・ブリュッセルにある組み立て工場を閉鎖する可能性があると公表。世界的なEV需要の低迷を踏まえたもので、VWグループの工場閉鎖は1988年以来。
外国為替市場で円相場は1ドル=161円台前半で推移。自動車株は全面高。