ボッシュがSDV:ソフト定義自動車向け新技術を発表…次世代の車両制御を実現

ボッシュのソフト定義自動車向け新技術が次世代の車両制御を実現
  • ボッシュのソフト定義自動車向け新技術が次世代の車両制御を実現
  • ボッシュのソフト定義自動車向け新技術が次世代の車両制御を実現

ボッシュは6月19日、ビークルモーション事業部がモビリティの変革を支援するための新技術を開発した、と発表した。ソフト定義自動車(SDV)向けのテクノロジーだ。

同事業部は、ブレーキやステアリングシステム、ビークルモーションソフトウェア、乗員保護システム、ビークルダイナミクスセンサーなどの専門知識を結集し、運転をより安全でダイナミック、かつ便利にすることを目指している。

ビークルモーションマネジメントは、クロスドメイン・ソフトウェアシステムソリューションであり、ブレーキ、ステアリング、パワートレイン、サスペンションなどのアクチュエーターを調整し、すべてにおいて車両を制御する。ハードウェアに依存しないソフトウェア機能により、車両のダイナミクス、ハンドリング、効率性が最適化される。

「eBrake to zero」というソフトウェア機能は、車両が停止した直後に発生する不快な衝撃を防止し、乗り心地を向上させる。電気モーターとブレーキシステムを適切に制御することで、油圧ブレーキを介入させることなく、スムーズな停止を実現する。


《森脇稔》

特集