ステランティスがオペル本社を刷新へ…カーボンニュートラルな施設めざす

ステランティスの「grEEn-campus」プロジェクトで刷新されるオペルのドイツ・リュッセルスハイム本社
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ステランティスは6月10日、ドイツ・リュッセルスハイムのオペル本社で「grEEn-campus」プロジェクトを行うと発表した。

2024年内に、同地での起工式が予定されている。このプロジェクトは、ステランティスが2038年までにカーボンニュートラル企業になるという目標を達成するための重要な一歩。オペルがグループ内でドイツブランドとしての地位を強調するものという。

今後数年間で、ステランティスはオペル本社を持続可能な施設に刷新し、従業員の職場に対する新しい要求に対応する。この新しい本社は、現代的で効率的、かつフレンドリーで都市的な環境を実現することを目指している。

ステランティスの「grEEn-campus」は、同社が歴史を持つ主要国に位置している。grEEn-campusの「EE」は、環境保護と従業員の教育を意味しており、エネルギーの効率化と従業員の経験向上を目指している。

オペル本社では、管理、デザイン、研究開発、販売の各部門の従業員のために、現代的で効率的なオフィスと職場が設けられる。オペルの「グリーンオベーション」哲学に基づき、計画は持続可能性を中心に進められている。


《森脇稔》

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