鴻海(Foxconn、フォックスコン)は6月5日、台湾・高雄市に、NVIDIA(エヌビディア)の「Blackwell」プラットフォームを核とした先進的なコンピューティングセンターを建設すると発表した。
世界最大規模の電子機器受託製造サービス企業であるフォックスコンと、AIサーバー分野のリーディングメーカーのエヌビディアは、AI、EV、スマートファクトリー、ロボティクス、スマートシティなどの知的なエコシステム構築に向けて、より一層の取り組みを深化させていく。
フォックスコンがエヌビディアと手を組み、エヌビディアのBlackwellプラットフォームを中核とするコンピューティングセンターを高雄に建設する。この最先端コンピューティングセンターでは、大規模チップGB200を搭載したサーバー64ラック、合計4608基のGPUが稼働し、2026年の完成を目指している。エヌビディアの強力なAI技術は、Foxconnの3つのスマートプラットフォーム、スマート製造、スマートEV、スマートシティを牽引していく。両社はAI、EV、スマート工場、ロボット、スマートシティなどの分野でさらに緊密に協業し、フォックスコンの製造規模とAIの競争力を結集していく計画だ。