ドゥカティ、終末世界を駆けるコンセプトバイク発表…『RR24I』初公開

ドゥカティ RR24I
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ドゥカティは5月24日、英国ロンドンで開幕したカスタムバイクショー「バイクシェッド」において、コンセプトバイク『RR24I』(Ducati RR24I。I=アイ)を発表した。

RR24Iは、映画やテレビシリーズの「ポスト・アポカリプス(終末もの)」の美学を取り入れたデザインが特長。このバイクは、ミニマルで機能的なデザインで、純粋なライディング体験を実現することを目指している。

RR24Iは、二輪、タンク、エンジン、ハンドルバーという基本的な要素に焦点を当て、余計な装飾を排除している。これにより、ライダーは純粋な自由の感覚を味わうことができる。すべてのアルミ製パーツは目立つように配置され、技術的および機能的なディテールが露出している。これにより、視覚と触覚の両方で素材の特性を感じることができるという。

タンクはカバーが取り外され、必要最低限の荷物を固定するためのフレームが装備されている。これにより、衣類の交換や工具を持ち運ぶことができ、どんな状況にも対応できる。さらに、後部座席は取り外し可能で、荷物ラックとして使用できる。この機能は、冒険心をくすぐるデザインの一部だ。

左側の後部には、空のタンクを再利用したようなデザインのサイドバッグが装備されており、アップサイクリングの精神を反映している。また、「Termignoni」製のハイマウント排気システムがトラッカー風の外観を強調している。前輪18インチ、後輪17インチのピレリ「スコーピオン」ラリータイヤに、高く短いフロントフェンダーを組み合わせ、あらゆる地形に対応できる性能を持つ。

RR24Iは、冒険心を刺激し、ミニマルでありながら機能的なデザインを求めるライダーにとって理想的な選択肢、としている。

《森脇稔》

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