フレイル・バッテリー(FREYR Battery)は5月22日、ノルウェーの顧客認定工場において、次世代のバッテリーセルの試験生産に成功した、と発表した。
フレイル・バッテリーとベンダー、パートナーは、同工場でのユニットセルの試験生産に成功し、重要な技術的マイルストーンを達成した。これは、「SemiSolid」と呼ばれる次世代バッテリーだ。
SemiSolidの製造プロセスは、従来のリチウムイオンバッテリー製造とは異なり、連続的かつ統合されたプロセスを採用している。従来の方法では、電極を別々の装置で製造し、それをセルに組み立ててから電解液を充填するが、SemiSolid技術では、電極コーティングから始まり、電極スタッキングへと進む。次世代のSemiSolidの生産ラインでは、カソード、アノード、およびセパレーターを含む独立したユニットセルを組み立てる。