ヴァレオ、仏パリの電動自転車の寿命延長へ…モーターとバッテリーを再生産

ヴァレオがフランス・パリとその周辺64のコミューンで運営されている大規模な公共自転車シェアリング「ヴェリブ・メトロポール」の8000台の電動自転車のモーターとバッテリーを再生産するためにスモヴェンゴと提携
  • ヴァレオがフランス・パリとその周辺64のコミューンで運営されている大規模な公共自転車シェアリング「ヴェリブ・メトロポール」の8000台の電動自転車のモーターとバッテリーを再生産するためにスモヴェンゴと提携

ヴァレオは5月23日、フランス・パリとその周辺64のコミューンで運営されている大規模な公共自転車シェアリング「ヴェリブ・メトロポール」の8000台の電動自転車のモーターとバッテリーを再生産するために、スモヴェンゴと提携すると発表した。

ヴァレオは、世界の自動車メーカーの主要技術パートナーであり、多様なモビリティを推進する役割を果たしている。同社は、今日の都市環境において一つの解決策が全てに適用できるわけではないことを認識し、自転車、スクーター、電動リクシャーなどの小型モビリティデバイス向けにさまざまなソリューションを提供している。

ヴァレオのeバイク分野での取り組みには、電動モーター「Valeo Cyclee」の供給や、スモヴェンゴの自転車に使用される他の重要なコンポーネントの循環メンテナンスが含まれる。このサービスは、既存のモビリティシステムの寿命を延ばすためのヴァレオの循環経済戦略(4R)の一環である。

ヴァレオは40年以上にわたり、オリジナル部品の設計と製造における専門知識を再製造に活用し、高品質の製品を提供してきた。今回のスモヴェンゴとの提携には、フランス・ネヴェールの「循環エレクトロニクスラボ」と、ポーランド・チェホヴィツェンの「循環イノベーションファクトリー」の2つのヴァレオの拠点が選ばれた。


《森脇稔》

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