BRIDE（ブリッド）は1月12日より幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2024」にて新たなセミバケットシートを発表。その名も「エルゴスター」は、座面がフラットで乗り降りしやすいセミバケットシートだ。
BRIDE…東京オートサロン2024特徴的なのが肩のサポート形状。シャープなエッジ形状で、シート全体の精悍な顔つきを実現するが実はその形状は控えめ。その理由はこのシートがハイエースを前提に作られていることにある。
BRIDE…東京オートサロン2024
ハイエースはサイドの余裕が少なく、ショルダーサポートの形状によっては装着できないものも多かった。そこで形状を吟味して設計されたのがエルゴスターなのだ。
また、シート座面が高くなりがちなハイエースを前提に、できるだけ低く取り付けられるように開発。座面はフラットにすることで乗り降りをしやすくしている。
BRIDE…東京オートサロン2024オプションでアームレストに対応し長距離ドライブも楽に行える。特に上半身がブレやすいワゴン車には披露を軽減できるアイテムとして人気が高い。また、オプションでシートヒーターも選択可能。着座センサーにも対応するので最新車種でも安心して使うことができるのだ。カラーは4色でグラデーション、ブラック、チャコールグレー、レッドをラインアップ。
最高級ライン「edirb」唯一無二な西陣カーボン採用の超豪華シートを続々発売
BRIDE…東京オートサロン2024「edirb 西陣カーボンシリーズ」は1月22日から受注開始となる注目モデル。最大の特徴はシェルに西陣織りのカーボンを使っていること。カーボンシェルはこれまで平織りや綾織りと呼ばれる編み方のカーボン素材でできているのが一般的。今回の西陣カーボンシリーズでは西陣織りの技術でカーボン繊維を編み込むことに成功した。
BRIDE…東京オートサロン2024それも西陣織の伝統工芸士である福岡裕典氏によるカーボン繊維と樹脂加工の技術など、最新の素材と技術を取り入れたことから生まれたもの。日本の代表的な伝統文様である「紗綾形」（さやがた）に織り上げた西陣カーボンをシェルに採用している。ゴールドでNISHIJIN CARBONと入れられた刺繍が存在感を発揮している。
BRIDE…東京オートサロン2024モデルはセミバケットシートのサイドサポートが高い「edirb 161NC」とそのロークッションバージョンである「edirb 162NC」、セミバケットシートのサイドサポートの低い「edirb 171NC」と「edirb 172NC」。フルバケットシートの「edirb 0A1NC」と「edirb 0B1NC」をラインアップする。
BRIDE…東京オートサロン2024さらに西陣カーボンを使ったステアリングも登場。GR86/BRZの純正交換ステアリングでシートとはまた異なる編み方の西陣カーボンを採用。グリップ部にはウルトラスエードを採用しエアバッグなどは純正ステアリングから移植できる。こちらも新たに発売となる。
アニメコラボ限定シートが熱い！86脚限定のMFゴーストコラボに、期間限定受注の初音ミクコラボシートに注目
BRIDE…東京オートサロン2024その他に人気漫画＆アニメである「MFゴースト」とのコラボモデルである「ZETAⅣ REIMS MF GHOST」。同アニメのトヨタ『86』にちなんで86脚限定で発売される。MF GHOSTのロゴと、主人公カナタの愛車86にちなんだ赤いラインが特徴的だ。
BRIDE…東京オートサロン2024さらにグッドスマイルカンパニーとのコラボ第2弾である「ZETAⅣ レーシングミク2023Ver.」を発売。グッドスマイルレーシングのロゴと、背面には初音ミクが大きくプリント。昨年もコラボモデルが発売され、そのときはスーパーGT300クラスの#39号車にちなんで39脚限定での発売だったが、発売開始日のわずか数時間で売り切れてしまい購入できなかった人からの残念との声が多かったという。
そこで今回は1月15日から3月31日までの期間限定受注生産となり、その期間中にオーダーすれば買えるシステムになったというのだ。
BRIDEをこよなく愛するレーシングドライバーが集合、谷口信輝選手はGR86/BRZ Cup復帰でチャンピオンを目指す
BRIDE…東京オートサロン2024そしてそのスーパーGT300クラスの#39号車に乗るエースドライバーの谷口信輝選手もBRIDEブースに登場した。「僕は広島で走っていた頃から30年以上BRIDEシートを使っています。デザインもロゴも好きですが近年剛性もホールド性も本当によくなって、自信を持ってオススメできるシートです」
「純正シートも良いものですがそれはストライクゾーンの広い、万人に向けて作られてたもの。シートはよりインフォーメーションが伝わり、安全性も高いものを使ってもらいたい。それがBRIDEです」とのこと。
BRIDE…東京オートサロン2024GR86/BRZ Cupで2022年のチャンピオンとなった冨林勇佑選手は「スーパー耐久では4連覇、86レースでもチャンピオンを取りましたがすべてがBRIDEシートです。2024年もBRIDEシートでGR86/BRZ Cupでチャンピオンを狙っていきます。谷口信輝選手が復帰するそうですが、絶対に谷口選手を倒して、僕がチャンピオンで谷口選手が2位でBRIDEシートの良さをアピールしたいと思います」とコメントした。
期間限定モデルと数量限定モデルは1月15日から受注開始予定。ブースには今回紹介した製品の他に、様々なシートが展示・試座できるようになっているので、ぜひBRIDEブース（西ホール3）まで足を運んでみてほしい。
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