ドリーミーテクノロジーはCES 2024で、最新のフラグシップロボット掃除機、『X30ウルトラ』を発表した。
X30ウルトラは、ベースステーションの自動清掃機能と「アンチタングル・トライカット・ブラシ」を搭載し、自動運転清掃を革新するとの触れ込みだ。ドリーミー独自の「モップエクステンド・ロボスウィング」技術がX30ウルトラでは強化され、より広範囲を清掃できるようになった。
ベースステーションはドリーミー初の自己清掃を備え、内蔵スクレーパーがベースステーションのプレートを清掃する。またロボットのモップを熱湯、熱風で乾燥する機能もあり、臭いと細菌を減少させ、ベースステーションを手で清掃する必要性がなくなる。
ドッキング時にロボットは自動的に廃水タンクを空にし、水槽を補充する。ベースステーションの清掃剤混合システムが、水と洗剤の最適な混合比で清掃剤を用意する。また、重い水タンクを人が運ばなくていいように、ベースステーションを家の水道管に接続するキットもオプションで利用可能だ。
ロボットは最大3.2Lのゴミを保持(運搬)できる。ベースステーションにドッキングするとロボットは、自動的にロボット内のダストビンを空にする。容量が大きいので、家がきれいなら、最長で75日に1回だけ空にすればよい。
また、X30ウルトラは、ドリーミー初の「アンチタングル・トライカット・ブラシ」を導入した。これは、ロボットのブラシに絡まった髪を切り取り、ダストバッグに収納する機能だ。切断ヘッドはカーペットや人の指を傷つけないよう配慮されている。
さらに、X30ウルトラのロボットには、強化された「モップエクステンド・ロボスウィング」技術が採用された。先進のエッジ検出とドリーミー独自のフレックスアームを使用して、モップが床の隅々まで届くようになった。
X30ウルトラの感知技術は、それぞれの家のレイアウトと床タイプに適応する。例えば、モッピング中にカーペットを検出すると、ロボットは自動的にそれらを回避するか、モップを最大10.5mm上げてカーペットに触れないようにする。モップの引き上げ高さがカーペットの毛足に対して充分でない場合は、モップをベースステーションに戻してから清掃を再開する。
吸引力は最大8300Paで、最大5kgの重量を運搬できる。6400mAhバッテリーを搭載し、静粛モードで260分間、243平方メートルの清掃が可能だ。