ポルシェ(Porsche)は11月16日、EV化される次期「718シリーズ」(『ボクスター』と『ケイマン』)の生産に備えて、ドイツ・シュトゥットガルトのツッフェンハウゼン工場で大規模な改修を行うと発表した。
ツッフェンハウゼン工場は、ポルシェの主力工場で、『911』シリーズなどを生産している。将来的には、ポルシェの2ドアスポーツカーの伝統的な組み立てラインにおいて、次期718シリーズの電動スポーツカーが生産されることになる。ポルシェは、この改修工事に約2億5000万ユーロを投資する。
ポルシェは2020年代の半ばに、718シリーズをEV化する計画だ。また2025年には、すべてのポルシェの新車の半数を電動車(EVまたはPHEV)にしていく。これにより2030年には、すべての新車に対するフル電動モデルの比率を80%に引き上げることを目指している。