米国カリフォルニア州サンディエゴに本拠を置く自動運転トラック技術を開発するTuSimple(トゥシンプル)ホールディングスの子会社TuSimpleジャパンは、 日本市場に本格参入すると発表した。
TuSimpleは2017年に日本法人を設立し、自動運転トラックとその幹線物流の商業化を研究してきた。2021年には日本法人独自の自動運転システムと日本製トラックを適合するとともに、シミュレーター検証、専用テストフィールド検証、シャドーモード検証など、日本国内での自動運転トラック走行試験に検証作業を完了した。
その後、日本市場参入に向けて2023年1月から東名高速道路で自動運転トラックの走行テストを実施した。
今後は、日本の物流企業や関係機関と連携し、2023年内に東京と名古屋間の自動運転トラックの実証走行、2024年からは完全無人自動運転トラックの実証走行に向けて準備する。