5日の日経平均株価は前週末比693円21銭高の3万2217円43銭と大幅続伸。先週末の米国市場の上昇を好感し、米国の投資信託など海外投資家も含めて幅広い銘柄に買いが入り、1990年7月以来およそ33年ぶりに3万2000円台に乗せた。
外国為替市場で円相場が1ドル=140円台と円安に振れたことも、自動車株など輸出関連株の買いを誘った。
先週末のニューヨークダウは701ドル高の3万3762ドルと大幅続伸。債務上限問題に対する警戒感の後退から、幅広い銘柄に買いが先行した。ハイテク株主体の米ナスダック市場も2022年4月以来の高値水準まで買われた。
為替円安を追い風に、自動車株は全面高。