JR北海道は2月22日、H100形一般型気動車が検査周期を超えたまま運用されていたことを明らかにした。
これは同日に帯広12時26分発釧路行き普通列車の運用を終えた釧路運輸車両所のH100-55で判明したもので、消耗品の補充・交換や足回りの検査を外部から行なう仕業検査を144時間以内の周期で行なうべきところ、71時間19分超過した状態で運用されていたという(超過距離は総計547.2km)。
原因は、作業を指示する担当者が指示を失念したことで、JR北海道では仕業検査の適切な実施の確認を徹底し、必要な対策を講じていくとしている。